
こんにちは、なおみです!
これは、2022年2月に
都内のカフェに行ったときの話です。
わたしが福祉施設を退職し
フリーランスとして働き始めて
1ヶ月も経たない2022年1月16日。
以前、勤めていた施設の
施設長にご飯に誘われました。
そこで・・・

仕事は順調?
実は、自分のスキルUPのために
来週から東京に行こうと思ってて

という会話から
この出来事はスタートしました。

東京に、
カフェを開いてる友達がいるから
もしよかったら行ってみて♫
わたしが新卒で入職してから
すごくお世話になっている
大大大尊敬する上司です。
後日、改めて連絡までいただいたので
せっかくだし行ってみよう、ということで
1人で行くことに。

わたしの東京生活はありがたいことに毎日が忙しく
カフェを紹介されたことを忘れるくらいで。
結局、東京生活最終日に
カフェに行きました。
面識のない店主さんと初対面。
どんな会話になるのか
緊張とワクワクが混じり合う
そんな気持ちで電車に乗り
開店時間めがけて向かいました。

店内に入ると思いのほか話は盛り上がり・・・
結果、1時間半もカフェに滞在。
福祉職からカフェ経営をするに至るまでの話や
カフェをオープンして4年間の思いなど・・・
注文したメニューの味は
すごく美味しかったんですけど
味どころではなく話に夢中というか
なんだかマンツーマンの企業セミナーを
受けている感覚でした。笑
(マンツーマンだったらセミナーって言わないか)
(ビジネス研修的な)
そのときの印象深かった話の記録として
この記事を通してお伝えできればと思います。
年商1億レベルの話を期待している人
🌻元福祉職からカフェ経営のリアルに興味がある人
🌻アラフォー女性の挑戦過程を知りたい人
🌻元福祉職27歳なおみの脳内を少し覗きたい人
では、さっそく本題です。
ほんわかな雰囲気の優しい店主さん
わたしと同じ元福祉職ということで
どうしてカフェ開業をしようと思ったのか
単純に気になるところだったので
それだけは聞きたいと思っていましたが
平日の午前10時すぎ。
店内は空いていたのでゆったりと
お話しすることができました。

近くでお話ししたいと思い
カウンターに着席。
店主さんは、成人のお子さんをもつお母さんで
にっこりとすごく優しそうな表情の方でした。
冬、真っ只中の2月に
わたしが注文したのは
抹茶のかき氷←
かき氷、好きなんですよね〜。笑

食べたやつ↑
思いのほか容器がデカかったですが
甘いもの好きなのでペロリでした・・♪
40代からの挑戦
店主さんは、地元の岡山で20年くらい
福祉職を経験されていました。
そこからカフェを開業する・・・
しかも、地元を離れて東京に拠点を構える
なかなか攻めていますよね。

素直に、そのことを伝えてみると
ゆったりと人と関わることをしてみたかった
姉妹が東京にいるから、との理由で
今のライフスタイルを築いたそうです。

未経験からのカフェ開業だったから
初期は、本当に大変だった
と話されつつも、それを乗り越えて
4年以上も継続されているって
相当、すごいなぁと感じます。
違和感をきっかけに差別化
カフェで注文する飲み物といえば「コーヒー!」と
多くの人がイメージするんじゃないかと思います。

店主さんもそのイメージで、
自分の理想的なカフェにするべく
メニューを練っていたそうで。
で、
その過程である違和感に
ぶち当たったそうです。

どこコーヒー豆が美味しくて、
どんな味の特徴があって・・・
美味しいコーヒーを提供できるように
研究をしていたそうなんですが、

あれ?そもそも、わたし
あんまりコーヒーのこと好きじゃないな。
そう感じたと。

この気付きをきっかけに

わたしって何が好きなんだろう?
カフェで提供できるわたしの
好きなものってなんだろう?
ということを考えたそうです。
で、たどり着いたのが
「抹茶」と「あんこ」

「和」にコンセプトを変更して日本茶カフェとして
ご近所さんがのんびり和を楽しめる空間という
差別化をはかったそうです。
メニューには
色んなお茶や和菓子がありました。
店主さんは、

大好きな抹茶やあんこについて
研究するのが楽しいし
そのメニューを食べて
「美味しかったです」と
お客様が言ってくださると
とても嬉しい気持ちになりますね
好きなことを提供することで
お客さんも店主さんもいい気分になるビジネスって
素敵だなと感じました。
お店を経営するって
大変なことも山ほどあると
思いますが
そんな中でも、
自分の好きじゃないことを続けるって
結構、苦痛というか
やってられなくなるというか
好きや得意を、自分のビジネスに
組み込むことって最強だなと
改めて感じさせてくれたエピソード。

些細な心遣いでお客さんを集める
お一人で切り盛りするカフェで
こじんまりとした暖かい店内。
集客は、どうやっているのかなと思って
話を聞いていると広告やHPではなく
口コミがメインなんだそう。
イメージとしては地域に根差した
憩いの場のような感じですかね。

お抹茶は、最初の一杯目は
各テーブルにお持ちした後
お客さんの目の前で注ぐそうで
そこでお客さんとの会話が
生まれていくんですね。
お客さん一人一人に
丁寧な接客をされているのが伝わりました。
話を進める中で、感じたのが
お客さんに接するときの気遣い。
「お客さんの要望に応えて
味を変えるようにしている」と。
例えば、お抹茶の注文があったとき。

甘めがいいですか?
甘さ控えめにしましょうか?
渋めがいいですか?
細かいリクエストに耳を傾けて
できる限りで求められるものを提供する。
お客さんに評判がいいそうで気に入って
リピートもしてくださる人も多いそうです。
わたしがしているコンテンツビジネスと
似ているなぁと思いながら聞いていました。

4年以上経ってもなお営業し続けられている理由
商品を売るということに関して、
似て非なる言葉があって、
それが「マーケティング」と「販売」
マーケティング:
お客さんが求めるものを売る
販売:
自分が売りたいものを売る
コロナ禍で飲食店の経営は
一層、厳しくなっている中でも
営業し続けられている理由が
そこにあると感じました。
店主さんが何度もおしゃっていたのが
お客さんの求める味に応えていく、ということ。
1人で切り盛りされているからこそ
来店するお客さんの人数としては多くない。
だけど、来てくださったお客さんに
しっかり満足していただけるように
お客さんの声からメニューを微調整する。

お客様を思いやる精神が
印象的でした。
だから、4年以上も
愛され続けているんだろうなぁと。
1時間半も長居するつもりはなかったんですが
想像以上に深いお話をすることができて
カフェに行ってゆっくりするつもりが
まさか学びを持ち帰れると思ってなかったので
ステキなご縁をいただきました。
今度は、真夏のかき氷が美味しい時期に
もう一度うかがってみようかと思っています。
誰か一緒に行きましょう。笑
何事にも挑戦していく店主さんの姿を見習って
わたしももっと頑張らなきゃな!と
エネルギーを補充することができました。
では。記録は、ここら辺に
しておきます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
なおみ🌻